緊急開催

アフターコロナ
の世界

建築 / インテリア / プロダクトデザイン設計競技

審査委員長五十嵐太郎(建築史家/東北大学大学院工学研究科教授)
審査員浅子佳英(建築家/タカバンスタジオ)
吉村有司(建築家・都市分析/東京大学先端科学技術研究センター特任准教授)
鷲田めるろ(美術/十和田市現代美術館館長)
水野祐(法律家・弁護士/シティライツ法律事務所)
長崎由紀子(感染症看護専門看護師/愛知医科大学看護学部准教授)
主催「アフターコロナの世界」コンペティション実行委員会

アフターコロナの世界

2020年は東京オリンピックが開催され、これに合わせた都市開発や新築のプロジェクトがオープンし、さらに各種のイベントや文化事業なども数多く行われる予定でした。しかし、瞬く間に新型コロナウイルスが世界に蔓延し、当たり前に訪れるはずの明日は消え、それどころか日常の生活が激変しました。何よりも建築にとって衝撃的なのは、人が集まる空間は無条件に良いとされていたのに対し、今やそれがリスクそのものになってしまったことです。あらゆる人間があらゆる人間に対する潜在的な脅威になりうる状況です。

これは特定地域の問題ではなく、人類にとっての大きな課題と言えるでしょう。仮に今回の新型コロナウイルスが収束したとしても、将来、別のパンデミックが発生するかもしれません。グローバリズムで繋がった世界は、今後もその危機と向きあいながら、社会を再編し、新しい空間を構築していくでしょう。建築行脚の旅に出かけたり、フィールドワークも思うようにできない現在、どうしても家にこもりがちです。いったん非常事態宣言は解除されましたが、活動が制される状況はしばらく続くでしょう。おそらく学生は通学、サークル、バイトがなくなり、フェスも飲み会もなくなり、時間だけはいっぱいあります。

そこで不自由な生活を、未来を考える時間として捉え、歴史的な変革に向きあう機会としてコンペティションを開催します。危機と共存するアフターコロナの世界において、都市と建築はどうなるか、あるいはわれわれがどのような空間を生きるのか、多様な提案を期待しています。

審査委員長 五十嵐太郎

応募要項

応募資格

応募資格に制限はありませんが、下記のクラスに沿った形で応募を受け付けます。

  • A class | 2020年度 高校生・高専生・学部又は専門の3年生以下のclass
  • B class | 2020年度 学部4年生のclass
  • C class | 2020年度 大学院生以上、社会人のclass

成果物・表現方法

  • A2版(420mm×594mm)一枚分の画像データ。
  • JPEG形式(画質は最高品質に設定)、解像度は150dpi(3,508×2,480pixel)、ファイルサイズ:10MB以下にして下さい。
  • 着色/図面など表現上の制約はありません。各自の提案内容に沿って自由に提案してください。
  • 提出作品に、応募者氏名、所属などがわかるものは記入しないでください。
  • 手書きなどで制作した場合は、スキャンデータか写メでの提出も可能です。ただし、審査可能な解像度で提出してください。

応募方法

  • 事前にCAMPFIREからの参加登録が必要です。
  • 当コンペティションのウェブサイトから応募して下さい。
  • 応募フォームに入力項目を入力後、送信してください。
  • 応募作品は一案ごと、別々にアップロードして下さい。
  • アップロード完了すると自動的に事務局より応募完了メールが届きます。
  • 応募締切間際は回線の混雑が予想されます。お早めの応募をお願いします。なお回線混雑による提出遅れは対応しかねますのであらかじめご了承下さい。応募作品は各自で内容を確認の上、送信してください。
  • ウェブサイトには全応募作品が掲載されます。
  • 報告書に全応募作品が掲載される場合があります。
  • 応募後の作品差し替えは不可とします。

応募締切

2020年8月25日(火)日本時間24:00

審査員

  • 審査委員長:五十嵐太郎(建築史家/東北大学大学院工学研究科教授)
  • 浅子佳英(建築家/タカバンスタジオ)
  • 吉村有司(建築家・都市分析/東京大学先端科学技術研究センター特任准教授)
  • 鷲田めるろ(美術/十和田市現代美術館館長)
  • 水野祐(法律家・弁護士/シティライツ法律事務所)
  • 長崎由紀子(感染症看護専門看護師/愛知医科大学看護学部准教授)

審査方法

  • 審査員一人一人が各自審査します。
  • 審査はすべて審査員へデータで送られ、テレワークにて審査を行います。

審査結果の発表

  • 2020年10月中旬を予定しています。決定次第、応募者全員に連絡します。
  • コンペティションウェブサイトに公開します。

  • 各審査員により各classごと、最低1点~数点(制限なし)が選出。
  • 選出された受賞者には、各審査員から推薦図書と賞状が贈呈されます。
  • 受賞作品数は、各審査員に配分された予算範囲内で変動します。

三賞公開審査ディスカッション

公開審査ディスカッション 各審査員賞受賞作品の複数賞受賞作品の中から、金・銀・胴の三賞を決定する為のディスカッションを開催。日時:2020年10月31日(土)午後6時スタート[2時間程度]、方式:youtube配信(アドレスは当HPへ掲載)、
              参加:ファシリテーター武藤隆(大同大学工学部建築学科教授)+全審査員、贈呈:金賞 クラファン提供のオリジナルツール(大人用×1脚、子供用×1脚)、銀賞 同上(大人用×1脚)、銅賞 同上(子供用×1脚)

8/1更新

注意事項

  • 他の設計競技等と二重応募あるいはすでに発表された作品は応募不可です。
  • 応募作品は本人のオリジナル作品で未発表のものに限ります。
  • 応募作品の一部あるいは全部が他者の著作権を侵害するものであってはいけません。また、雑誌や書籍、WEBページなどの著作物から複写した画像を使用してはなりません。
  • 著作権侵害の恐れのある場合は、主催者の判断により入選と応募を取り消す場合があります。
  • 審査発表後であっても著作権侵害が発覚した場合は、入選を取り消すとともに贈呈した商品を返却してもらう場合があります。
  • 表彰作品の著作権は入賞者に属します。但し、主催団体がこの事業の趣旨にもとづいて、入賞作品を報告書・ホームページに掲載、図書出版または展示のために用いる場合、入賞者はこの使用を無償で認めるものとします。
  • 著作権などの不正が発覚した場合、主催者は責任を負いません。
  • クラウドファンディングで目標額に達しなくとも開催します。(7/22更新)
  • 学校単位など多くの参加を予定している場合の参加登録支払い方法は、別途問合せページからお問い合わせください。(7/22更新)

主催

主催

「アフターコロナの世界」コンペティション実行委員会

「アフターコロナの世界」コンペティション実行委員会は、新型コロナウイルスの影響を鑑み、学生をはじめとする不自由な時間を強いられている多くの方へ「未来」について考える機会を提供する事で、少しでも有意義な時間へ繋げてほしいと願い、個人有志によって企画運営しています。御賛同・御協力いただけると幸いです。

お問合せ

aftercoronacompeアットマークgmail.com

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